
毎年8月10日に「観音様夜祭」を開催しています。
今から800年以上前、鎌倉時代のこと。戦いに敗れた武士・黒田彦左衛門が、新島に辿り着きました。その背には、大切な観音様の像が背負われていました。
島の人々はこの観音様を大切に思い、神社の前田家の協力のもと、信仰心の篤い小沢重兵衛家に観音様を預けることに。そして観音様のためのお堂が建てられました。
それ以来、毎年8月10日には祭事が行われています。
前田家の人々が特別な祝いの儀式を執り行い、村人は長い石段を登ってお参りをします。
この観音様には、新島で最も古い水の神様も一緒に祀られており、村人が今もなお大切にしている理由のひとつです。
1990年8月10日、新島村商工会は村おこし事業として、この昔ながらの観音様参りを「活気あるイベントに」と、観音様下の道路に屋台を並べる観光夜店出店(青年部・婦人部協力参加)を始めました。
以来30年以上にわたり、焼きそば、かき氷、射的、金魚すくいなど多彩な屋台が並び、多いときには9ブースが出店。
ゆかた姿の来場者で賑わう、夏の風物詩として親しまれてきました。
【🎥】観音様夜店 8月10日お参りしよう 〜2023 夏〜
しかし30年以上の時間が経ち、状況も変わりました。

こうした事情から、夜店の開催場所を「観音様下」から「商工会館」へ移す決断をしました。あわせて、名称も「観音様夜店」から「観音様夜祭」へと改めています。
この変化にあわせ、観音様の顔はめパネルを設置し、QRコードでお参りの由来を紹介するなど、「お参り→夜祭」という本来の順序を大切に伝える工夫も行っています。

商工会館では、変わらぬ定番の屋台に加え、新しい試みも始まっています。
基本の出店
かき氷、射的、わたあめ、ドリンク
新企画
焼くさや 『日本一香る夏祭り』としての話題作り

協力店による、まち歩き企画
観音様参りの後に本村地区を歩きたくなる雰囲気づくりとして、協力店舗を募集。のぼり旗の掲出、お参り特典、テイクアウトメニュー、ドリンクサービス、浴衣サービス、子どもくじなど、各店舗ならではのおもてなしが楽しめます。
村おこし実行委員会や青年部員の担い手が減るなかでも、「続けるために変化する」を合言葉に、形を変えながら伝統をつないでいます。


日時: 8月10日(開催時間 17:30~20:00)*各店ごとで設定
場所: 商工会館& *協力店
主催: 新島村商工会 青年部・女性部 村おこし実行委員会